◆テレビ出演、新聞記事での院長◆
テレビで紹介されました。
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瀬戸内海放送(KSB)〔平成21年8月3日(月)放映〕
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KSBスーパーJチャンネル きょうの特集
「産科医不足で変わるお産の形」
放送日時:2009年8月3日(月)18:30-18:40
企画意図:
現代お産をとりまく状況は一昔前に比べ様変わりしている。
産科医不足が進み、分娩施設は減少の一途を辿る。
岡山も例外ではない。
危機的な状況と、改善のために始まっている取組みを妊婦として当事者のアナウンサーが等身大の姿で伝えていきたい。
テーマの1つとして岡山大学が3年前から全国でいち早く取り組んでいる周産期オープンシステムを取り上げたい。
産科医不足の受け皿としてだけでなく、大学病院、クリニック、妊婦、3者にとってそれぞれのメリットが生まれている。
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岡山放送(OHK)〔平成20年11月1日(土)放映〕
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OHK岡山放送
県政広報テレビ番組
「赤ちゃんこんにちは!
~安心して子どもを産み育てるために~」
放送日時:本放送・・・2008年11月1日(土)16:45-17:00
再放送・・・2008年11月9日(日) 6:45- 7:00
企画書より
コンセプト
「安心して子どもを産み育てる環境が整っていることをわかりやすく伝える」
基本構成
番組のイメージを柔らかく見やすくするために、新生児室の男女の赤ちゃんが会話をしているようなシーンを設け、赤ちゃんの可愛い表情にコミカルな会話のナレーションを組み合わせて、あたかも自分たちが生まれてきた過程について話し合っているかのように展開させていきます。
その中で、不妊・不育の問題から、産科医不足への対応、母子の救命体制、検診の公費負担等々子どもを産み育てるための環境が整っていることをわかりやすく紹介していきます。
中でも「周産期医療ネットワーク」や「周産期医療施設オープン病院化」に重点を置き、母子ともに安心して任せられるシステムであることを訴求いたします。
また、出産直後の母子・父子等の対面シーンや生活シーンも可能な限り挿入し、赤ちゃんがもたらす幸せな時を視覚的に訴えていきます。
OHKエンタープライズ 製作部 M.H
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山陽放送(RSK)〔平成20年6月25日(水)放映〕
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RSK山陽放送
イブニングニュース
「特集・医師不足・産婦人科医の苦悩」
放送日時:2008年(平成20年)6月25日(水)午後5時50分~
取材依頼
この度、RSKの夕方のイブニングニュースの特集で「シリーズ・医師不足」を企画し、放送することとなりました。企画の内容は、「遠隔地で医師募集」「お産事情」の2つを今のところ、予定しております。今回はこの2つに焦点を当てることになりますが、今後も医師不足の問題については、シリーズで展開できればと考えており、今回の企画は、その初回になるものと考えています。
「お産事情」については、岡山市など都市部は自分の街で「お産」ができるだけでもまだ恵まれているのかもしれませんが、井原市や周辺部では、自分の街で子どもが産めないというのが実情となっています。倉敷の総合病院などでは、周辺部の町から、妊婦の方が集中するため、1人の医師が、年間数百件もの分娩を担当していると聞きます。どうして、これ程までに産科医は減ったのでしょうか?その背景には、井上先生も新聞などで指摘されているように、一人の医師にかかる体力的な負担、精神的な重圧があると思います。井上先生には、産科の医師が抱えている悩みや苦労などを聞かせて頂きたいと思っています。また、今なぜ、クリニックでは分娩していないのか?また妊婦さんとどのように接していらっしゃるのか?などを取材したいと思っています。
厚生労働省は、先日、不足している医師を増やすとの方針を打ち出しましたが、産科医の場合は?どうしたら、医師を増やすことができるのでしょうか?先生が思われる今後の課題とはどんなものでしょうか?
ニュースでの6分程の特集は短いとのご指摘を受け、それは先生のおっしゃっている意味は十分に理解させて頂いています。勝手な言い分をお許しください。
当然のことですが、取材において、妊婦さんら来院される方のプライバシーは十分に配慮致します。
希望する取材内容:診察風景、井上先生のインタビュー、かつての分娩記録の接写など
RSK 報道製作局 報道部 H.Y
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岡山放送(OHK)〔平成18年9月16日(土)放映〕
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●OHKスーパーニュース
平成18年9月8日(金)午後6:00~6:40
●特報 ズバッ
「現代お産事情」
~産科医不足に新システム~
【本放送】平成18年9月16日(土)午後6:30~7:00
制作:岡山放送
社会に起こっている様々な出来事を取り上げ、多角的に取材する「特報 ズバッ」。今回は、深刻な医師不足が叫ばれている産婦人科を取り上げます。
岡山県下では、井原市民病院の産婦人科が8月21日をもって休止となりました。これにより、市内で分娩ができる病院がない市は県下で5市となり、中国地方では最も多くなっています。産婦人科の休止は、井原市だけに起こった問題ではなく、現状では今後、このような病院が増えていく可能性は否めません。
安心して子どもを産める施設が地域から消え、産婦人科医不足が深刻な社会問題になっている中、身近で赤ちゃんを産める環境の整備、安心して赤ちゃんを産んでもらうために努力する医師たちの姿を通して、スタジオでの解説も含め、産婦人科を取り巻く現状と課題に迫ります。
(企画書より)
★NHK TV討論会に院長出演〔平成19年10月26日(金)放映〕
●ふるさと発スペシャル
「ちゅうごく再生プロジェクト 第3回 私たちのいのち どう守る」
~加速する医師不足の中で~
【本放送】10月26日(金)午後7:30~8:43<中国地方向け>
【再放送】10月27日(土)午前10:05~11:18<中国地方向け>
制作:NHK広島・岡山・山口放送局
社会の格差が広がる中で、暮らしをどう守るのかを考えるシリーズ。3回目のテーマは、地方の医師不足です。
NHKが中国地方で実施したアンケートでは、65%もの人から医師不足を実感するという回答がありました。また医師不足の解決策として、「地方に勤務する医師の待遇を良くする」「国が医師を地方に強制的に配置する」といった意見も寄せられました。
どうすれば医療の格差を解消できるのか。番組では医師や住民、行政担当者をスタジオに招き徹底討論します。
新聞記事の中で当クリニックが紹介されました。
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山陽新聞 〔平成20年3月18日(火)掲載〕
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「きしむお産」
2.綱渡り 離れる医師 増す重圧
「肉体的にも精神的にも限界だった。開業は自分の体を守るためだったんです」
岡山市幸町にある五階建てビルの一角。こぢんまりした診察室で、井上産婦人科クリニックの院長井上隆さん(56)は、勤務時代に書き留めていた分娩記録のファイルを繰った。
2000年に個人で開業。その際、「分娩」は扱わないことにした。婦人科系治療と健診に専念。そう決断した理由は、勤務医時代の過酷さにあった。
「あのままだったら疲れ果てて、妊婦や胎児の異常も見落としていただろう」
岡山大医学部を1978年に卒業。当時はまだ妊婦や新生児の死亡が決して珍しくなかった。小さな命を救いたい一心で選んだ道だったが、いつしか歯車が狂い始めた。
「先生、緊急です」
常勤が一人しかいない病院の勤務医時代、夜間や休日の呼び出しが20回を越える月はざら。車を運転中、信号待ちの間に居眠りし、クラクションで何度も目が覚めた。
追い打ちを掛けたのが、妊婦や家族と医師との関係の変化だ。
「『分娩は安全』という考えが一人歩きしているせいか、早産など異常があると激しく責められるようになった」と井上さん。「二度と来るか」と吐き捨てられたり、出産後に費用を払わないまま病院から消えるなど、後味の悪いケースも目立ってきた。
新たな命の誕生を支え、妊婦や家族とともに喜びを分かちあう。そんな産婦人科医としての醍醐味は薄れ、報われなさがしだいに気力をそいでいった。
厚生労働省によると、全国の医療施設で働く産婦人科医は10074人(06年)。この10年で10.6%も減少した。167人(同)いる岡山県内でもやはり同時期で10.7%の減。医師の高齢化や産科を希望する医学生の減少が背景にあると言われる。
井上さんのように「産婦人科」を掲げながら分娩を扱わない医師も増加する。仕事に燃え尽きたり、医療過誤訴訟の多さなどを敬遠しての「分娩離れ」が、現場の人手不足を一層深刻にしている。
岡山県内で分娩を行う病院・診療所の数は1996年の76施設から、05年には52施設と3割も減少した。
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中國新聞 〔平成19年3月17日(土)掲載〕
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中國新聞 いいお産 考
第2部 支える人たち
4.オープンシステム
- 健診・分娩 役割を分担 -
高次施設と診療所連携
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妊婦に安心感 医師負担も減
「二つの病院の『いいとこ取り』をさせてもらった気がする。いろいろな意味で安心でした」。二月に岡山大病院(岡山市)で長女を産んだ森ありささん(25)=岡山市=は、そう振り返る。
森さんが選んだのは、「周産期オープンシステム」。かかりつけの診療所などで健診を受け、総合病院で出産する新たな仕組みだ。しかも、分娩(ぶんべん)時には、岡山大病院のスタッフに加え、妊娠中にずっと健診してもらっていた近くの井上産婦人科クリニックの井上隆医師(55)が立ち会ってくれた。
「よく知っている井上先生がいてくださるのか、そうでないのかでは、気持ちが全然違う」と森さんは振り返る。加えて、クリニックは大きな総合病院に比べて待ち時間が少なく、便利。岡山大病院は分娩の緊急時に十分なスタッフと設備で対応してもらえる心強さもあった。
▽緊急の手術に集中
岡山大病院が二〇〇五年十二月に着手したオープンシステムで、これまでに四十一人が出産。妊婦にはおおむね好評だ。
このシステム、実は産科医師不足の対策としての意味合いが強い。身近なクリニックが妊婦の健診を行い、母子の生命にかかわるような緊急処置にも対応できる総合病院が分娩と、役割を分担。互いの負担を減らそうというわけだ。
総合病院の医師にとっては、妊婦健診が減ると、緊急手術などに集中できるメリットがある。中小規模の病院の医師にとっては、スタッフや設備の整った総合病院での分娩立ち会いは、技術的にも精神的にも負担感が和らぐ。
岡山大病院のオープンシステムには、周辺の十五病院・診療所の医師二十一人が登録している。森さんを担当した井上医師も、その一人。七年前に市内のビル内に診療所を開業するまでの三十年間、分娩介助の最前線にいた経験がある。「医師が一人の診療所では、とても分娩を扱えないが、大学病院の協力があれば可能。今までの経験を生かせるのはうれしい」と井上医師は新たな仕組みを歓迎する。
「お産の『安全神話』が広がる中、医師一人で分娩を担うのが難しくなっている。オープンシステムは、その対策の一つ」と岡山大医学部産科婦人科の平松祐司教授は説明する。「安全神話」にこたえなければならないという医師たちの強迫観念は強い。
▽「安全神話」が重圧
赤ちゃんが生まれるときに死亡する確率「周産期死亡率」は、日本は世界で最も低い。〇五年は千人当たり四・八人。戦後まもなくは、千人のうち四十数人が亡くなっていたが、産科医師たちの努力などにより、死亡する赤ちゃんは激減した。
しかし、同時に、「無事に生まれて当たり前」との「安全神話」を産む人たちにもたらした。それは、医師たちにとっては、「絶対に無事でなくてはならない」との重圧になる。「緊急時に少しでも早く、設備やスタッフの充実した高次施設へ」なら当たり前だが、「ならば最初から高次施設で分娩を」というのが、オープンシステムの別のとらえ方でもある。
広島県立広島病院(広島市南区)も、昨年夏から周産期オープンシステムを始めた。市内と近郊の七つの産科施設と連携。これまでに三十人の妊婦が、このシステムを選択している。岡山大病院とは異なる「セミオープン」形式で、健診施設の医師は、分娩には立ち会わないが、「役割分担」の考え方は共通している。
同病院の上田克憲産科部長は「医師不足の対策としても、妊婦の安全、安心のためにも、このシステムは有効。今後の分娩の一つのスタイルになる」とみている。しかし、その一方で、「安全な分娩態勢をつくればつくるほど、『安全神話』を強固にしてしまう。お産が決して安全ではないことを、産む人たちにどうすれば分かってもらえるのだろうか」。医師たちのもどかしい思いは消えない。
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■ 広島・岡山などで試行 ■
厚労省のモデル事業
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かかりつけ医 立ち会いも
岡山大病院(岡山市)や広島県立広島病院(広島市南区)で実施している「周産期オープンシステム」は、広島、岡山県を含む七都県で、二〇〇五年度から三年間、厚生労働省のモデル事業として試行されている。
広島、岡山両県では、次のような仕組みになっている。妊婦は、妊娠二十週ごろまでに、かかりつけの産婦人科医師の紹介状を持って、「オープン病院」の県立広島病院や岡山大病院で受診し、分娩を予約する。
その後は、かかりつけの産婦人科で健診を続ける。出産間近の妊娠三十四~三十六週からは、オープン病院で健診し、オープン病院で出産する。産後一カ月の健診は、どちらの施設でも受けられる。
かかりつけの産婦人科医師が、分娩に立ち会う「オープン」形式と、立ち会わない「セミオープン」形式がある。岡山大病院の場合、これまでに出産した四十一人のうち十一人がオープン形式だった。県立広島病院はすべてセミオープン形式にしている。
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2007.3.17
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リビングおかやま (岡山リビング新聞社)
〔平成21年2月14日(土)掲載〕
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「月経困難症どうしていますか?」
きちんと知っておきたい、月経のこと
「女性と健康」シリーズの第11回です。月経は女性にとって、当たり前のようでいて不思議も多い、ちょっと神秘的な存在。月経がつらい時、「自分だけ?」と不安になったり、「仕方ないことだから」とひたすらに我慢していませんか?今回はリビングファンを対象に月経困難症についてのアンケート調査を実施しました。井上産婦人科クリニック・井上隆先生のコメントとともに紹介します。
(リポーター・山田美穂)
Q1 月経がつらいと感じることはある?
Q2 婦人科を受診してみようと考えたことはある?
Q3 どんな症状がある?
* セルフケアのコツは?
* 病院での治療の実際は?